健康生活~狭心症を和らげる~
健康生活~狭心症を和らげる~

狭心症の症状を和らげて健康的な生活を享受していきましょう

グレープフルーツを狭心症治療時に食べる際の注意

食べ物には多くの成分が含まれており、健康に良いとされるものや特定の疾患の治療や予防に効果があると提唱されているものが多数あります。また、医薬品を使用している際に食べ物と医薬品の相互作用が問題になる場合もあり、それによって薬が効きすぎてしまったり、効果がなくなったりしてしまう場合があります。グレープフルーツはこの両者に相当する食べ物として代表的なものです。
グレープフルーツは動脈硬化性疾患に対する予防効果があると言われています。グレープフルーツに含まれるペクチン、イノシトール、リモネンなどの成分はコレステロール値や中性脂肪の減少、血流の促進等に効果があるとされており、高血圧や高脂血症等の生活習慣病の予防効果が期待されます。これらは動脈硬化性疾患のリスクファクターであり、生活習慣病の予防を通じて動脈硬化性疾患のリスクを下げることができるのです。
こういった健康面で良い寄与をもたらすものの、医薬品との飲み合わせには注意が必要になります。狭心症や高血圧の治療に用いられるカルシウム拮抗薬はグレープフルーツによって効果が増強されてしまい、大きな血圧低下をもたらしてしまいます。天然フラボノイド成分が狭心症治療薬であるカルシウム拮抗薬の代謝酵素を阻害してしまうことにより、その濃度が高まってしまうことが原因です。狭心症治療薬以外にも同じ酵素で代謝される医薬品を使うときには注意が必要ですす。しかし、カルシウム拮抗薬は狭心症や高血圧の治療に頻繁に使われることに加え、効果が強まることが命に関わる可能性もあるため特に注意を払う必要があります。また、柑橘類には同様の作用をもつものも多いことから分類して理解しておくことが大切です。